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  第31回『千葉上肢を語る会』ご報告!  
   
 
上肢骨関節における解剖 最近の知見
東京医科歯科大学 准教授 二村昭元先生

肩、肘、手とそれぞれの関節に対して最新の知見を講演して頂いた。

  • 肩の解剖
    上肢帯の神経支配は分化の原則にしたがって背側、腹側に配列している。
    分化していく段階で多層化していくため、肩甲挙筋、菱形筋、前鋸筋などは同一のグループ、棘下筋はそれらと別グループである。この知見は術式の選択においても有用である。また、上肢帯では僧帽筋下部線維が重要な役割をはたしている。肩甲棘に付着し、肩甲骨の回転軸を担っていることからも、棘下筋回転移行術の際に剥離せず温存することが重要である。
  • 肘関節内側の安定性
    Tommy john surgeryの実施件数が増加傾向にある。その要因として手術に対する過信やパフォーマンス向上などの誤認が考えられている。いわゆる「Tサイン」は肘関節内側側副靭帯、前斜走靭帯損傷の所見であり、手術適応とされている。しかし、組織学的には浅指屈筋、円回内筋の筋間密性結合組織や浅指屈筋深層の動的安定要素があるので、Tサイン陽性だけで手術に踏み切るという従来の流れには疑問が残る。
  • 三角線維軟骨と尺骨遠位端
    尺側安定化機構である三角線維軟骨複合体(TFCC)を短軸で解析したところ、今までとは異なる知見が得られたため、詳細な説明をして頂いた。
    今回講演して頂いたこれらの新しい知見を今後の臨床に活かしていきたい。

 
     
     
   
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